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【定期更新】スタメンとデプスチャート

QB - Russel Wilson / ラッセルウィルソン

魔法の言葉は "Lut Russ Cook".


負けん気の強さとまだ一定のレベルにあるアジリティでとにかく粘ってパスを投げたがり、圧倒的な Big Time Throw スタッツを記録するスーパークラッチ QB。これをやきう界では劇場王とか自作自演とか呼ぶ。

プレースタイルは賛否両論で、ロジャース・ウィルソン論争でも無理せず投げ捨てるロジャースとよく比較される。ただ G+ 解説の森さんはウィルソン信者で、SEA 戦の中継でウィルソンがいいプレーをすると毎回「欠点がないんですよ」「(自軍のスタメンに)好きな QB を選んでいいと言われたらウィルソンじゃないでしょうか」と一人で気持ちよくなっている。

なお両 T の安定によって OL のパスプロは昨季かなり改善されたが、Big Time Throw ばっかり狙ってるせいか 5 秒くらい粘ってレシーバーが空かなくてもさらに無駄に粘ってラッセルサック(15yard ロス)され、ドライブが実質終了する。そしてアメフト・NFL 全体というよりウィルソンを追いかけてる程度のライトなファンからは「ウィルソンに時間を与えられない OL が悪い」と言われてしまう熱い風評被害が起きている。SEA ファンのブロガーはシャムさんとはなさんがおすすめです。

ここ二年はシーズン序盤こそ MVP 候補と持ち上げられるも、チーム力の限界もあって尻すぼみになっていくシーズンだった。今季は OC に気鋭の若手ウォルドロン、OG にはパスプロに定評があるゲイブ・ジャクソンが加入したこともあって言い訳がしづらい Prove it Year といえる。

あとは前任の OC がパスプレーを苦手とするランの大先生だったこともあり、「Carson がいない(=ランの援護がない)ときは成績がガタ落ちする」ことも指摘されていた。そういう意味では「君はまだロジャース君には及ばない」としか言いようがない。

10 年目(2012 年 3 巡)

Pass 4,212 yard (68.8% CMP / Rating 105.1)
13INT 40TD

ラッセル・ウィルソンこれまでの経歴

Draft

まだ「独自路線(笑)」が有名になる前にシュナイダー・キャロルコンビが 3 巡で指名。「こんな小さい QB が通用するのかねぇ」と懐疑的に見られる。05

ルーキーイヤーから先発に定着し、Beast Mode への堅実なハンドオフとくるくる逃げ回ってのアドリブパスをしているうちにプレーオフに連れていってもらう。12

2012 SEA

堅実なハンドオフと俊敏なフットワークで Beast Mode を粛々と補佐し、鉄壁 OL と凶悪 D# に守られながら SB にキャリーしてもらう。12

兄者のハイパーオフェンス率いる DEN を(先輩たちが)フルボッコにして悲願の SB 制覇達成。なおこれ以降は SB と縁がない。翌年……? はて…?02

2013 SEA

新人契約の終了を見据え、首脳陣による OL のコストカットが始まる。一応ドラフトの上位〜中位では補強するが OL コーチの手腕もあって焼け野原に…。12

2014 SEA

ボコボコにサックされても怪我しないための筋量増加や脚の故障、リスク管理など、いろんな要因によって自分で走る回数が減っていく。ただし病的な負けず嫌いのため、接戦の 4Q やプレーオフを賭けた大一番ではラッセル春のスクランブル祭が始まりがち。09

2016 SEA

キャリアで初めてプレーオフを逃し、4-12 予想されながら再建のシーズンへ。ランの大先生を OC に迎えた O# は筋肉の塊の後ろを Beast Mode 2.0 が突っ走るシンプルなスキームとなり、堅実なハンドオフをしながらたまにロングボムを投げる機械と化す。09

下馬評を覆してプレーオフに返り咲いたのはいいのだが、脳筋首脳陣が「自分たちのふっとぼーる」を貫いたことでプレーオフではラン守備ガチガチ&パス守備ボロボロの DAL 相手に出るはずもないランを繰り返してパスを投げさせてもらえず。敗退後には現地メディアで「お前らの QB はアイツ(具体名は自主規制)だったっけ?」と煽られる結果に。01

2018 SEA

「QB がラッセルならパス中心で攻めればよくね?」とようやく気づいたキャロルおじいちゃんもしぶしぶ流行のパスハッピー攻撃にシフトすることを許す。"Let Russ Cook" の合言葉でハイパーオフェンスを展開。なお守備。09

もともとラン回帰のために呼んだOCがパスハッピーに対応できず、D# が強いチームにはボコボコにされる試合が続く。QB の成績も急降下し PO も惨敗と例年通りの尻すぼみシーズンに。12

2020 SEA

理想的な O# だったらしい LAR から OC を招聘し、エキサイティンなキャンプを過ごす。なにげにキャリアで初めてパスのデザインが得意な OC の下で働くことになるため、ベテランではあるがまだ成長の余地はあるかもしれない。05

2021 SEA
NOW
「リターナー」というおいしいアールグレイのリキュールがあるので NFL シーズンにはおすすめです。
O# の選手たち
QB / RB WR / TE OL
D# の選手たち
DB LB DL
その他
HC / OC/ DC GMST
退団選手
O# D#