Football IQ、Awareness とパスプロ技術、G も兼任してきた器用さが売りのテクニシャン。
ドラフト時点で「NFL の G やれるパワーはない」「重量級 NT に苦労しそう」「ランブロックはうまく使えればって感じ」という評価だったが特に成長している感じはない。ランブロ/パスプロともに相手 DL との 1on1 でドミネイトできている場面はなく、スクリーンでいいとこにいるみたいな場面で持ち上げられるというタイプ。
PFF では C として 26/36 位の低評価で、ドケチ GM もスタメンで考えているとは思えないバーゲン価格での契約延長で済ませた。
とはいえ Ethan Pocic という男には同情の余地しかなく、これまでの扱いを考えたらよく残ってくれたという感じはある。
- SEA-OL で唯一まともと言われていた C で 2 巡指名されたので「なんで?」の嵐
- パスラッシャー地獄の N 西で本職じゃない G をやらされ、案の定フルボッコにされて叩かれる
- 本職の G とのレギュラー争いにさらされ、案の定負ける
- 正 C(Justin Britt)が故障離脱したが、不調に陥ったせいで控え C との争いにも負けてベンチを温める
- ルーキー契約最終年にようやく C で勝負させてもらえると思ったらそれなりの金額でスタメン C 候補(B. J. Finney)を補強される
- そいつとの争いに勝ってようやく C の座を掴み、パスプロを改善させて 5 秒くらい時間を稼ぐがカバレッジサックされ、ウィルソンしか見てないライトなファンたちに「ウィルソンにもっと時間を与えてほしい」と叩かれる。逆に何秒欲しいんだよ。
- ググると Google の自動翻訳によって「ポーチッチ」という間抜けな名前にされてしまう
5 年目(2017 年 2 巡)
198cm, 145kg
イーサン・ポーシックこれまでの経歴
2 巡下位ならそこまでリーチでもないが、回転ドア OL の中でも一応 C だけはまともと言われていたのでシアトルでは「は?」という空気。首脳陣は G で使う気満々だったもよう。04
回転ドアーズのあまりにもレベルが低いポジション争いに勝ったというか、野戦病院と化したことでシーズンの半分以上のスナップで両 G として出場。被サック自体は少なく、PFWA の All-Rookie Team に選出(後輩のルイスと同じ)。12
ランの大先生を OC に招聘し、同地区の選手から「めっちゃ普通のランプレー」と称されるほど筋肉の塊に正面突破をさせるスキームとなったことでポジションを失う。「技術より筋肉」路線のせいで最も割を食った選手といえる。09
Justin Britt の大怪我とライバルの不調で繰り上げ的に念願のスタメン C へ。しかしランの大先生に反発したせいか筋肉ダルマへの転向を拒んだ結果、重量級 DL に押し込まれるなど頼りない場面も目立った。09
特に引き取り手もなかったか、Gabe Jackson と契約したことで C のサラリーはケチりたい首脳陣の思惑通りに 1 年 3M という完全なる控え契約で残留。しかしこれでもスタメン筆頭候補である。03