崖っぷちのロマン型素材。
長身と長~い腕、フォーティ 4.4 秒台の直線スピードを持つ The・シーホークス DB。こういうタイプを下位~UDFA で拾いまくって誰かモノになれば儲けもの、というのがシュナイダー&キャロル政権の特徴。
1 年目は元 S の経験を生かしてゾーンカバーと堅実なタックルで活躍し、Red Zone ではサイズのプレッシャーからほぼ狙われない(逆サイドのグリフィンが不調で狙われ続けたので)活躍を見せたが、2 年目にエース級 WR に毎週チンチンにされ続けて不調に陥る。3 年目はダンバーとのレギュラー争いに敗れて控えに降格した。
LOB 2.0 をつくるために呼ばれ、2 年目には最終的になんやかんやで被パサーレーティング 72、3 INT という成績にまとめたのに理想が高すぎるせいかキャロルおじいちゃんの評価が上がらなかったのが痛いところ。
当然ながら契約延長はなく、チームとして「今の時代は CB はサイズなくてもカバーのうまさと俊敏性あるほうがいいんじゃね?」とシフトチェンジを試みており、古き良き Seahawks Style の CB として生き残れるか勝負のシーズン。
最近はサイズと腕の長さを生かしてボールをキャッチした長身 WR の腕を絡めとる、アイシールド 21 で如月が使っていたプテラクローを練習しているとのこと。まぁ必殺技でもなんでもなく CB の基本技術なのですが。
191cm/92kg
4 年目(2018 年 5 巡)
シーズン出場スナップ 50%
2PD, 0INT, 被パサーレーティング 105.7
ミスタックル率 7.8%
トレ・フラワーズこれまでの経歴
「Chancellor と Sherman はわしが育てた」キャロルおじいちゃんがその系譜として 5 巡指名。SS ではなく CB で使うと宣言される。04
マンカバースキルは全然ないけど絡みつくプレスはできるし、直線スピードとサイズあるから SEA 流カバー 3 の外 CB はやれるやろ、という理論の通りぼちぼちの活躍。プレーオフの舞台も経験。09
Sherman 二世になるには相手の長身エースを抑えなあかんで!というスパルタ教育で Michael Thomas や Julio Jones にマンツーマンでつけられる。マンカバーは弱いので通用するはずもなく、一瞬で置き去りにされてグロい成績が残る。09
無残なパス D# の象徴だった FS の置物が撤去され、Q. Diggs が君臨するようになったころから試合中の球団 Twitter へのリプは "Get rid of T2" から "Cut Flowers" に変わっていく。しかし冷静になってほしい、どう考えても使い方がひどすぎる。12
順調な成長曲線を見せていた Quinton Dunbar をワシントンから獲得したことで控えに降格。Dunbar が膝の故障を抱えながらのプレーだったのでちょくちょく出番が来るが、昨季の印象は覆せず。09
パスラッシュという概念がなかった前半戦の影響もあるが、被キャッチ率 77.5%、被レーティング 105、INT なしというグロい成績を残す。12