キャロルおじいちゃん好みの、超ハングリーな万能型 DB。
ニッケルと FS の控えというポジションで迎えたルーキーシーズンは、3 番手 LB のインサイダーパイセン以下という総合評価を受けてポジションを掴めず。パイセンの故障でなんとか出番を確保するも、プレーオフ GB 戦で Davante Adams にマンツーでつけられるという公開処刑的なプレーコールによりビッグプレーを献上。
その試合の映像を「何度も観た」らしく、悔しさを糧に SF の George Kittle とトレーニングを積んで迎えた 2 年目のシーズンは大躍進を果たす。スナップ率 50%のニッケルとしては十分な 7PD に加え、タックリングでは PFF からリーグ屈指という評価を受けた。ブリッツでは全く結果を出せなかったものの、今季プレでは早速いいブリッツを決めており、順調に成長しているもよう。
NFL で戦うにはサイズもスピードも不足しているが、大型レシーバーとの競り合い(ミスマッチ)になってもボールを掻き出すなどガッツあるプレーを見せており、いかにもキャロルおじいちゃんが好きそうなタイプ。きっと獲得調査の時点で気にいったから 6 巡~UDFA 予想だったところを 4 巡で指名するシアトルしぐさをやらかしたんだろう。
ちなみに「UDFA ではなく 6 巡くらいでは指名していい選手」と擁護したアナリストたちの意見をまとめると、「長所はボールスキルとリーダーシップ」。それだけ聞くと Tedric なんとかさんというナイトメアが脳裏に蘇ってしまう病を早く治したいという SEA ファンは多い。
175cm/91kg
3 年目(2019 年 4 巡)
シーズン出場スナップ 48%
7PD, 被パサーレーティング 86.8
ミスタックル率 6.9%
ウーゴ・アマディこれまでの経歴
Justin Coleman の流出でニッケルが空いたことで 4 巡指名。頭三つ分めりこんだスカスカの選手層の中で Travis Kelce キラーこと Akeem King とポジションを争うが、結果は両方不合格で、Mychal Kendricks を使った 4-3-4 のベース体型をほとんどのスナップで使うように。04
RS 最終戦で Kendricks が負傷してシーズンアウトになり、いきなりプレーオフで使われるが、GB 戦では RCB の Flowers とともに徹底的に狙われて GB のハイパー O# の引き立て役になってしまう。01
別人のような成長を見せ、要所でいいプレーを見せる。気持ちを出すあたりもキャロルおじいちゃんに大好評で、ライバルの Blair がシーズンアウトしたこともありポジションを完全に掴む。09