スーパーユーティリティプレーヤー。
カレッジではミスタックル皆無の堅実性と抜群のスピード&アジリティを備えるコンプリート LB として高評価され、キャロルおじいちゃんの D# スキームの WLB にぴったりの存在のはずだったが、現状は SLB/WLB 両方の控えかつ ST のエースタックラーに留まっている。
3 巡を使ったあたりからして K.J. Wright の後継者になってほしかったのだと思うが、現地メディアではスペシャルチーマーとしていかに優秀かという特集記事が書かれるくらい現状は STer での活躍がメイン。
決して悪い選手ではないが、Jordyn Brooks の圧倒的な成長速度や、WLB→SLB へのコンバートをしぶしぶ承諾したのに異常な速さでアジャストして大活躍した KJ 先輩を見ると成長が遅いと言わざるを得ないため、「NFL のスター LB にはなれないのかなぁ」と思わされてしまう。現地でも試合中にアジャストする賢さは評価されているものの、「プロボウラーレベルにはなれないかもしれんけど堅実なスターターにはなってほしいっすね」と慎重に書かれるに留まっている。
とはいえサイズと身体能力の高さは教えられるものではないし、人格面でも悪いところはないのでポテンシャルを買って末永くチームに残ってほしいと思わされるほどロマンあふれる選手ではある。ショートシャトル 4.03s、3 コーン 6.90s の長身 LB はロマン。
188cm, 107kg
3 年目(2019 年 3 巡)
シーズン出場スナップ 10%
35 TKL
ミスタックル率 2.8%
コーディ・バートンこれまでの経歴
4~5 巡予想のところを当たり前のように独自路線(笑)で 3 巡指名。LB は数少ない長所であり補強の必要性もなかったので BPA としても微妙じゃね?という雰囲気。05
大学でも 1 年しかスタメンで出てないということでお勉強のシーズンに。終盤には Kendricks の故障もあって SAM で出場機会を得て、プレーオフで経験を積む。01
3 巡予想の Jordyn Brooks を当たり前に 1 巡指名する独自路線(笑)のドラフトにより強力なライバルが出現。懸念だったプレー強度やプレ―メーカーぶりで遅れをとって出場機会を奪われるものの、ST ではエース級の活躍。09
偉大な KJ 先輩が去り、ワグナー以外は実績のない LB 陣になったことでスタメン奪取のため猛アピール。しかしライバルの Brooks、ニッケルの Amadi が好調のためやはり噛ませ犬感が拭えない。08