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【定期更新】スタメンとデプスチャート

LB - Jordyn Brooks / ジョーディエン・ブルックス

Bobby Wagner 2.0.


フォーティ 4.5 秒台のスピード派で、ラン守備では 2020 年ドラフティの中で最高評価を受けていた 3 巡指名予想のタックルマシーン。

シングルマザーに育てられホームレス生活も経験するほど貧困だった過去、高校時代は RB でカレッジでも OLB 気味でブリッツァーやスパイ役がメインだったなど、ハングリーさやアグレッシブさを描くエピソードは豊富。貧困を犯罪で解決していたタイプではなく「家族全員で安心して暮らせる大きな家を買いたい」と語るナイスガイなのも最近の心が弱ったキャロルおじいちゃんには合っている。

とにかくアナリストも日本のブロガーも「NFL で活躍するためにはパスカバーのスキルが必須」と語っていたこともあり、1 巡指名後、開幕前から 1 日 5 時間 Zoom ミーティングで D# スキームのお勉強をしていたらしい。

なおカレッジでは「ボビー・ワグナー二世」と称されていたのでワグナー軍曹とプレーできることを喜んでいた。期待されたランシチュエーションでは TE どころか OL のブロックも一発で外してボールキャリアーに突っ込む場面が目立ち、DL の援護があるときにはアイシールド21なら「スピアタックル」と呼ばれるようなファインプレーも決めた。ワグナーと全く同じタイミングで動き出して同時にタックルを決めるなどシンクロ具合も見せており、少なくともラン守備では不安なし。

Week 10 くらいまではプレシーズンだと思っているキャロルおじいちゃんのスパルタ実践教育によって WLB として広域のカバーを任され、パス守備では無残なミスをしてしまうことが多かったが、ワグナー軍曹にキレられたりしているうちに成長して終盤は改善の兆しが見えた。

今期はワグナーの成長曲線を再現できるかブレイクアウトが期待されるシーズン。PFF によると 2 年目のプレーヤーの中でのブレイクアウト候補 5 位とのこと。なんかドラフト時には Kenneth Murray か Patrick Queen かという議論で盛り上がってましたねぇ?と煽れる日は果たして来るのか。


183cm/109kg
2 年目(2020 年 1 巡)

14 試合出場 / 6 試合先発
57 TKL, 2 TFL
ミスタックル率 5.0%

ジョーディエン・ブルックスこれまでの経歴

Draft

GB とのトレードダウン交渉がまとまらなかったとのことで、BPA で 1 巡 27 位指名。「ま~たいつもの独自路線(笑)ですか」と各所から失笑を集める。ピックされた数分後にはワグナー軍曹から電話があったらしい。05

序盤は故障で出遅れ、パスカバーのお勉強で手痛いミスをする場面も目立つ。しかし LB の育成だけは失敗できない首脳陣とワグナー軍曹の教育によって徐々に改善されていく。09

2020 SEA
NOW
「リターナー」というおいしいアールグレイのリキュールがあるので NFL シーズンにはおすすめです。
O# の選手たち
QB / RB WR / TE OL
D# の選手たち
DB LB DL
その他
HC / OC/ DC GMST
退団選手
O# D#