Mr. 過小評価。
SEA と大差ないくらい OL が弱い NYJ のスタメンだったことから不安視されていたが、終わってみれば 2020 年シーズンはパスプロのグレード 80 弱と高く評価された（ランブロは 60 ちょい）。ただし単調なプレーコールとウィルソンの持ちすぎ癖でサックを量産してしまうため、「SEA は OL がなぁ」という風評被害を受けてしまう。
前任者のアレとは比較にならないくらいハンドテクニックがあるため、並のラッシャーであれば巧みにコントロールできるタイプ。アジリティが足りないため、大外をまくる or フェイクで中に切れ込む駆け引きができるタイプのスピードラッシャーが苦手らしく、足首の負傷を抱えながら出場した LAR とのプレーオフで Leonard Floyd にフルボッコにされて悪目立ちしてしまった感がある。マジでもってない。
あと前任者がランブロしかできないフィジカルエリートの持ち腐れタイプだったので、重量級の割にはランでシンプルに押せない点もファンから叩かれる要因となる。マジでもってない。とはいえこのレベルの RT をお安く確保できているあたりはもうちょい GM とキャロルおじいちゃんを評価してあげてほしい。昨季の O# の停滞っぷりはどう考えても OC が悪いというか、ランの大先生にパスハッピーを求めてしまったミスマッチというか…。
6 年目（2016 年 5 巡）
196cm, 146kg
ペナルティ 4
被サック 3
ブランドン・シェルこれまでの経歴
アジリティの欠如が不安視されながら 5 巡指名で入団。1 年目はお勉強のシーズンになるも、2 年目からスタメンに昇格。05
2～4 年目は 70～80％のスナップで出場するも、NFL 選手名鑑では毎年のように村田解説員から苦言を呈される。とはいえ「持ち味の安定感は低いレベルの安定」といったパンチラインが飛び出すほどではなく、まだマシに見えていたらしい。12
決して優秀とは言えなかった成績のため FA となり、お安く 2 年契約に成功。現地では「B.Shell は PFF グレード 63 なので RT スタメンとしては不安が残るよ」と言われるも、SEA ファンが「前任者の反則王のアレは 56 なので…」と即論破する事案が発生したとかしてないとか。03
前任者のアレに比べたら全然悪くないのだが、ウィルソンしか見ていない「ウィルソンこそリーグ No.1 QB！」とか言いたいだけのファンたちにボロカスに言われてしまう。マジでもってない。12