SEA-WR のイメージ通りの「小さくてすばしっこいタイプ」。量産型。
カレッジのハイライトは RAC を稼いだプレーが多く、スクリーン・ガジェット要員かつリターナーとして期待されて入団。しかし OC の大先生がランとロングパスしか考えられない人だったので宝の持ち腐れとなり、シーズンのほとんどの地道なランブロッカーとして過ごす(もともとキャロル政権での 3rd WR はランブロッカーの側面が強い)。
SEA 軍ご自慢のデプスには「速いけど直線しか走れない」あるいは「テクはあるけど身体能力が低い」という両極端なライバルしかいなかったため、ルーキーながら 3 番手として 30%のスナップに出場できたのは収穫。
とはいえドングリーズの中で飛びぬけたパフォーマンスがあったわけではなく(期待されたリターナーの座も確保できていない)、あくまで消去法での 3 番手だったので、今季は真価を問われるシーズンになる。本来は新 OC・ウォルドロンのやりたいオフェンスにマッチする若手だったはずが、ドラフト 2 巡で Eskridge を指名したことからも期待度・評価がさほど高くないことはうかがえる。
セパレーション技術はなく、カレッジのハイライトでもボールを身体全体で迎えにいくシーンが多いように、キャッチ力にも不安が残るのがネック。昨季第 3 WR を争った直線番長 David Moore はジャンプボールやコンテステッドキャッチに滅法強かったので、P-Rich→D-Moore から続くクラッチレシーバーの系譜に乗るか Eskridge に真正面から勝つかできなければなかなか厳しいかもしれない。
2 年目(2020 年 6 巡)
183cm, 89kg
出場スナップ 33%
Rec 159 yard (AVG 12.2)
2TD
Ctch% 61.9% (Tgt 21 回)
フレディ・スウェインこれまでの経歴
フォーティ 4.4 秒台でなければドラフトでは指名しないチームこと SEA 軍が「4.46 秒か、ヨシ!」と 6 巡指名。短距離のバーストも高評価。05
最大のライバル Eskridge が故障で出遅れたこともあり、なんとなく 53 ロスターは安泰だろうと言われているが「彼には 1 年間この先輩たちと戦った経験がある」以上のポジ要素は現地メディアでもあまり書かれておらず、そんなんで大丈夫か感もある。08