センスで NFL を生き抜く天才 DB。
高校ではバスケでも MVP だったとかいう THE・アメリカのめっちゃ運動神経いい人。ボールへの反応の速さやクイックネスを見ればそのスポーツセンスが伝わる感じもあり、リターナーや STer としても活躍できる優秀な脇役。この子もまた非常に SEA 軍らしいピーキーな選手で、非常にハングリーでアツい性格のため、THE・体育会系のキャロルおじいちゃんからも気に入られている。
もともとは Ugo Amadi 同様にサイズとスピード不足というハンデを抱えながら UDFA~7 巡ではなく 5 巡で指名されたスロットコーナー。ジェレミー・レーンやジャスティン・コールマンなど、それなりのニッケルをお安く(下位指名で)確保して育ててきた SEA の伝統を受け継いだ男…のはずだったが、デカくて速いのに全然カバーができない困ったちゃんに代わって RCB のスタメンにまで出世した。
一流 QB&長身 WR/TE のホットラインがあるチームで使うとリスクだが、特に同地区には大型ポゼッションレシーバーより RAC 稼ぐマンやルートランナー型の WR が多いのも追い風となっている。
ちなみに、SF 時代からカバレッジは非常に高く評価されていたが、ライバルの K'Waun Williams の壁が厚く出番が限られていたらしい。リードを NFI で放出することになった際には SF 側のメディアでも「今季の SF にはただちに影響はないかもしれないが、将来的には大きな損失であり SEA と Reed が勝者だ」と表現された。その通りになったといえるので、キャロルおじいちゃんはまだまだオワコンではないということ。決してトップレベルでもないけど。
175cm/88kg
4 年目(2018 年 5 巡でSF → FA 加入)
シーズン出場スナップ 49%
7PD, 2INT, 被パサーレーティング 75.8
ミスタックル率 3.1%
D. J. リードこれまでの経歴
5 巡指名で入団し、ニッケルの控え、リターナー、STer として幅広く活躍するように。05
PFF から 80.3 のカバレッジグレードと評価されるが、ライバルの K'Waun Williams がラン守備やブリッツも含めてかなり優秀な NB だったためスタメン確保までには至らず。12
Non-football injury(胸筋断裂したらしい)で SF からウェーバーにかけられ、すかさず SEA が獲得。序盤戦は故障の治療に専念する。08
膝が痛いのに酷使されていた Quinton Dunbar がついに限界となって IR 入りし、Dunbar を酷使させる原因となったデカくて速いのにカバーできない人が絶不調に陥ったため、消去法でスタメンに。ファンからは「誰?」扱い。11
小さいしそこまで速くなくてもパスカバーが上手ければ通用することを証明し、完全に RCB のスタメンを確保。リターナーとしても大活躍する。PO は OC のせいなので関係ない。01